CCNAは就職(転職)に有利な資格なの?ざっくりな年収と取得方法を解説

就職したものの今の仕事にやりがいを感じられず、新しいネットワーク分野の仕事を探している20代の方は少なくないようです。
ネットワーク関係の知識がない初心者の方が目指す資格には、CCNAというものがあります。
このコンテンツでは、以下の内容を説明しています。

  • CCNAとはどのような資格なのか
  • 就職にプラスになるのか
  • 資格取得はどうすればできるのか
  • 資格取得の難易度はどれくらいなのか
  • 資格取得後の年収はどれくらいになるのか

CCNAとはどのような資格なのか

ネットワーク業界に限らず、新しい分野に挑戦する時はだれもが初心者であり、最初は基礎や応用を学ぶ必要があります。
ネットワーク分野と言われても業界にいたことのない方であれば、基礎的な事すら分からないかもしれません。

ネットワーク関係に詳しくない時は、CCNAという資格はパソコンのプログラミングのようなものとイメージされるかもしれません。
しかしネットワーク業界で必要とされるのはパソコンの知識ではなく、ルータとスイッチという専門機器を扱う知識や技術になります。
ルータやスイッチなどの機器でシェアNo.1である会社がCisco社であり、Ciscoの技術や知識を所有していることを証明するのがCCNAという資格です。

CCNAは就職に強い資格なのか?

現在多くのネットワーク関連の企業は、新入社員に対して、新人研修の1ヶ月間目でCCNAを取得させるようにしています。
ネットワーク関係だけでなくIT業界全体で、社員にCCNAを取得させる流れができていると言えるでしょう。

なぜCCNAはネットワーク業界の企業が注目しているのか?

ネットがさらに普及し、グローバル化やクラウド化はますます進むことは確実であるため、どこの企業でもネットワークを扱える社員を必要としています。
新入社員としてネットワーク業界に就職する場合は、入社してからCCNAを取得するという順番でも問題はありません。

異業種からの転職ではCCNAは知識証明となる

しかし異業種からネットワーク関連の業界に移るのであれば、ネットワークの基礎的な知識を有している証明となるCCNAの資格は必要です。
さらにCisco社のルータやスイッチは世界中で利用されているため、CCNAという資格はネットワーク業界で世界共通言語を使用できる証明ともなります。
もし異業種からの転職を本気で検討しているなら、CCNAは必須の資格と言えるでしょう。
しかし気になるのは、CCNAの合格率はどれくらいなのかという点かもしれません。

CCNAの資格を取得するのは難しいのか?

Ciscoが認定する資格は、全部で4つあります。

  • エントリ(ccent)
  • アソシエイト(CCNA)
  • プロフェッショナル(ccnp)
  • エキスパート(ccie)

Cisco認定資格の中で、初歩となるものがエントリであり、公表いないもののおおよそ合格率は80%と言われています。
CCNAの内容が増えてきたため、Cisco社が初心者タイプの資格として創設したのがエントリで、合格率は高くなっています。

CCNA以上の資格合格率は60%以上

合格率60%という確率は、資格試験の中では決して低くありません。
では、これはCisco認定のCCNAなどの資格試験が簡単であるという意味になるのでしょうか?
一般的にはCCNAの資格取得までの時間は、半年ほど必要になると言われています。
合格率は比較的高い60%ではあるものの、取得が簡単な資格ということではありません。

合格率が若干高めになる理由

Cisco社の資格試験は、通常の資格試験とは異なる点があります。
普通の資格試験は、試験の申込を行うと、どのような事情があっても試験日に試験を受けなければなりません。
しかしCiscoの認定試験であるCCNAは、試験日前日まで日程の変更やキャンセルが可能です。
つまり試験に合格できる自信がないなら、試験を受けないという選択肢もあるわけです。
試験に受からないかもしれない方が、次回の試験に回ることで、合格率は高くなるわけです。

CCNA認定資格はどうすれば取得できるのか

CCNAの資格を取得するためには、現在2つの方法があります。

  • CCNAの試験に合格すること
  • icnd1とicnd2の試験に合格すること

    簡単に説明するなら、icnd1プラスicnd2イコールCCNAということです。
    CCNAに含まれる範囲は非常に広いため、CCNAの試験に一発で合格するのは難しいと言われています。
    しかしicnd1だけであればCCNAの半分ほどの情報量になるため、試験に合格しやすくなるわけです。
    icnd1に合格した後に、icnd2を受験すれば出題範囲がCCNAの約半分になるため、合格の確率は上がるでしょう。

    もちろん自信があれば、CCNAの試験を直接受験するのも良いですが、現状働きながらCCNAの資格取得を検討しているなら、icnd1とicnd2を別々に受験する方が良いでしょう。
    CCNAの教科書は2冊ありますが、厚さはそれぞれなんと辞書と同じくらいです。
    そのためより確実に合格を目指すのであれば、CCNAを半分に分ける受験方法も検討できるでしょう。

    CCNAを取得後の再就職の年収は?

    CCNAの資格を取得して転職をした場合、どれくらいの年収になるのでしょうか?
    もちろん資格は、ネットワークについての基礎的な知識を所有している証明にしかなりません。
    ですからCCNAの資格を持っていれば、年収がこれまでの仕事よりも急激に上がるわけではないでしょう。
    しかし企業によっては、まさにCCNAの資格所有者を必要としているケースもあり、その場合は年収が高くなる可能性もあります。
    2つほどの実例をご紹介します。

    • 初年度年収350万円から600万円
    • 初年度月給27万円から50万円

    初年度年収350万円から600万円の求人を出している企業

    年収に幅がありますが、経験年数によって年収がかなり異なります。
    CCNAの資格を持っているものの、実務経験がない場合は年収が350万円になるでしょう。
    この企業は、最低保証月給を月給30万円としています。
    個人によって金額は大きく異なる可能性もありますが、最低月給が30万円という数字は目安となります。

    初年度月給27万円から50万円の求人を出している企業

    資格取得しただけの駆け出しであっても、NTTグループ企業で働ける可能性があります。
    上記の月給は、NTTグループ企業に転職した場合の実際の月給ですが、実務経験がほとんどない場合は月給27万円となるでしょう。

    CCNAの資格はネットワーク業界に飛び込むための基本スキル

    CCNAは簡単に取得できる資格ではないものの、きちんとしたスクールで学ぶことで、1ヶ月ほどで取得も可能です。
    グローバル社会になり、ネットワークの拡大はこれからも続いていくはずです。
    だからこそ多くのネットワーク関係の企業では、CCNAの取得としているエンジニアを必要としています。
    企業が必要とするエンジニアになるためには、CCNA認定資格を取得させてくれるだけでなく、実践的な内容も教えてくれるスクールを選ぶことも非常に重要になります。